お口の健康を守るために~歯の健康月間~
- 歯科ドクターコラム
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10月8日は「入れ歯の日」〜入れ歯の歴史と供養祭〜
10月8日は入れ歯デー、と語呂合わせで昔は言っておりました。
この日の前後には、入れ歯の供養祭などが行われており、現在でも日本各地で実施されています。使われなくなった入れ歯をたくさん集めて神社などで供養のうえで焼却する行事の事を言います。はじめての内容にちょっと鳥肌かもしれませんが。大阪府内でも歯の神社と呼ばれる場所が大阪市内などに数か所ございます。ご興味がわかれた方は一度、歯の神社で検索して現地取材に行かれてもいいかもですね。
ちなみに、入れ歯の材料は熱可塑性樹脂などいわゆる強化プラスチックのようなものですから、燃やすとう~んって感じの焼却物(ダイオキシン等)が発生しそうですが。
昔々は、黄楊という木を職人が加工して入れ歯を作っていたので燃やしたりなどは、その当時からしていたのかもしれませんが。
黄楊の木で作成した入れ歯の写真などは、たまにはソーシャルメディアでも紹介されてますので
一度、江戸時代の木の入れ歯 黄楊の木などの検索ワードでお調べいただいてもいいでしょう。この木の入れ歯は想像以上に適合がよくぴったりとした付け心地で評判が良かったなんて文献書もありますのでご参考までに。
定期的なメンテナンスと噛み合わせチェックの重要性
少し本題がずれましたが、皆様の多くは入れ歯なんか使っておらずでしょうし、適合の良い入れ歯を十分活用しておいしく食事されている方も多くいらっしゃいますでしょうが、
それでも時折の入れ歯のメンテナンス、清掃状況のチェックなどのほか、入れ歯の噛み合わせチェックがとても大事です。たまにはかかりつけの先生のところに行ってみてくださいね。入れ歯は強化プラスチックと言っても咬耗と言ってすり減っていきますので、そのうちに噛み合わせの低い入れ歯になってしまい、低い噛み合わせの入れ歯は、咬合咀嚼能率が落ちて、食事がしにくい状態になります。噛めているうちが大事ですので必ず数か月と言わず、1か月に一回は先生と相談しましょうね。
11月8日は「いい歯の日」〜ご自身の歯を守るセルフケア〜
10月8日の話が長くなりましたが、11月8日はゴロ通りで、いい歯の日です。
高齢者が多い日本でも8020運動の奏功で多くの方がご自身の歯で生活しておられます。ただ、一方で、十分な歯ブラシができておらずで慢性の歯周病を発病し苛まれ続ける人もいらっしゃることも現実です。皆様お一人お一人のお口を守る主治医は皆様方です。自身で十分身につけた清掃ができれば歯周病は管理できることをかかりつけの歯科医の先生や衛生士さんと毎回十分にディスカッションしてくださいね。
ご自身での歯周病や虫歯をコントロールする術を身につければ、一生安泰の健康が生涯にわたって手に入る大きなアドバンテージを得ることにつながりますので、清掃器具についても十分に使い方だけでなく、保管の仕方も身につけましょうね。
おわりに
長々となりましたが、皆様のお口の健康が長く続くことを願ってやまない、末端の歯科医でございました。